2009年は、ニコンFマウント誕生50周年。今から50年前、1959年に発売されたFマウントレンズ「Nikkor-P Auto 10.5cm F2.5」。 当時はまだ会社名がニコンではなく、日本光學工業株式會社時代。レンズに書かれている名前も、「Nippon Kogaku Japan」です。 驚くべきは、レンズ焦点距離の単位。現在は「mm」で統一されていますが、この頃は「cm」表記です。現代のレンズデザインとは違い、クロームメッキされていてシルバーがきれいです。 このレンズ、当時の販売価格は3万円だったようです。1959年というと、うちの父でさえまだ中学生の頃。昔過ぎて、物価を含めて、自分にはいまいちイメージがわきません。50年前のニコンのレンズが一体どういう写りをするのかどうしても気になり、「Nikkor-P Auto 10.5cm F2.5」を中古で購入してみました。 今回入手したレン
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