国土交通省、千葉県、千葉市、NEXCO東日本(東日本高速道路)は5月26日、第2回目となる「千葉県湾岸地区道路検討会幹事会」を開催し、その結果概要を公開した。 【この記事に関する別の画像を見る】 千葉県湾岸地域においては、広範囲にわたって渋滞損失が大きく、千葉県の平均旅行速度(32.9km/h)より約2~5割の速度低下が見られること、船橋市~千葉市間の国道357号と高速道路(東関東自動車道、京葉道路)の総交通量が、実際の交通容量を超過していること、船橋市~千葉市間の一般道路(国道357号、国道14号、国道16号)を通行する大型車の約4~8割が超過交通であることなどが課題となっている。 一方で、商業施設や物流施設が多く、全国的にも高いシェアを持つ産業が集積する地域であることや、東京ディズニーランドや幕張新都心などを持つ観光拠点も持つ。また、千葉港の機能強化や周辺開発計画により交通需要の増加も