精神保健福祉士(せいしんほけんふくしし、英: Mental Health Social Worker)は、精神保健福祉士法で位置づけられた、精神障害者に対する相談援助などの業務に携わる人の国家資格である。MHSWと略称されている。 2021年4月、職能団体である日本精神保健福祉士協会により、精神障害者のみならず広く国民の精神的健康に寄与するためとして、それまで使用されていた「Psychiatric Social Worker」(PSW、直訳すると「精神科ソーシャルワーカー」)から「Mental Health Social Worker」(MHSW) に英訳名称が変更された。資格登録者数は2024年4月30日時点で10万8,336人[1]。 理学療法士や管理栄養士のように名称独占資格ながら、精神保健福祉センターや保健所、精神障害者福祉施設などに必置資格に準ずる配置となっている(精神保健福祉法