1月11日、米ルイジアナ州立大学の科学者クリストファー・オースティン氏率いる研究チームが、パプアニューギニアでカエルの新種を発見した。写真は米ルイジアナ州立大学提供(2012年 ロイター) [11日 ロイター] 米ルイジアナ州立大学の科学者クリストファー・オースティン氏率いる研究チームが、パプアニューギニアでカエルの新種を発見した。体長は7.7ミリで世界最小の脊椎動物だという。
ジャイアントパンダに関する長年の謎が、糞の分析からついに解明された。肉食動物の腸を持つパンダが、どうして99%竹や笹だけを食べて生きていられるのかという謎だ。 草食動物は、繊維質の消化を助けるため比較的長い腸を持つ傾向があるが、ジャイアントパンダにはそのような特徴はない。 しかも、2009年にジャイアントパンダのゲノムが解析された際に、竹や草などに含まれる植物繊維であるセルロースの分解に働く既知の酵素に対応する遺伝子がないことが明らかになった。 この結果から、研究者たちは、パンダの腸の中にはセルロースを食べて消化を助ける細菌がいるに違いないと推測した。しかしこれまで、パンダの腸内でそのような細菌を探す努力は成果を上げてこなかった。 そこで今回発表された研究では、野生のパンダ7頭と飼育されているパンダ8頭の糞に含まれる遺伝子を調査対象にしたと、研究を率いた北京にある中国科学院動物研究
琵琶湖:動物2倍に 90年論文と比較、1235種確認−−日露研究グループ /滋賀 毎日新聞 5月12日(木)13時41分配信 琵琶湖の動物が2倍に? 日露の淡水生物の研究グループが琵琶湖に生息する生物の種類を調査し出版した論文集で、動物の種類が20年前のデータに比べ2倍以上に増えたことが分かった。研究の中心になった県立琵琶湖博物館(草津市)のマーク・グライガー上席総括学芸員(54)は「多様性は研究が進むほど解明される。守るべき琵琶湖にはこれほどの生物が生きていることを知ってほしい」と話している。【村瀬優子】 ロシアのバイカル湖で生物を研究しているオレック・ティモーシュキン博士や同博物館の学芸員ら計45人が調査。生物の総数は1769種類を確認した。うち動物は90年の論文が592種だったのに比べ1235種と2倍以上になり、植物も同506種から534種に増えた。 グライガー学芸員らによると、
病気などで失った脳の細胞を、脳内にある幹細胞から再生させることに、名古屋市立大のグループがマウスで成功した。幹細胞が脳内で作り出した細胞は通常、未熟な状態のままだが、特殊なたんぱく質を注射すると一人前の細胞に成長させることができた。脳性まひや脳梗塞(こうそく)などの治療法の開発につながると期待される。 再生できたのは、脳の神経細胞を保護したり栄養を補給したりする「グリア細胞」の一種。血流が減って酸素が不足し、この細胞が死ぬことで起きる「脳室周囲白質軟化症」(PVL)は、子どもの脳性まひの一因とされている。 脳にはグリア細胞などを生み出す幹細胞があり、細胞が失われると、新しく作ろうとする。だが、同大の澤本和延教授と大学院生の加古英介さんらがマウスやサルなどを調べたところ、幹細胞から作られた細胞の多くは成長が途中で止まってしまい、脳の機能回復につながらないことがわかった。 そこで、成長を
都会のスズメが減っている−。「日本野鳥の会東京」(新宿区新宿)は昨年初めて、都立日比谷公園(千代田区)に住むスズメの全数調査を実施したところ、2回の調査で予測の3分の1程度しかいないことが分かった。営巣場所や餌となる昆虫の減少が原因とみられる。同会では22日に結果報告会を行い、自然との共生を考えたいとしている。 昨年の調査は、スズメの繁殖期である5月と越冬期に入った11月に行われた。同公園を6コースに分け、調査員6人が皇居側から時速約2キロで同時に出発。左右25メートル、上空50メートル以内で見つけた鳥の種類と数を地図に書き込む方法で、約2時間かけた結果は5月が115羽、11月が141羽だった。 5月は繁殖期のため姿を見せないと考えられたが、11月もほとんど変わらなかった。「日比谷公園のスズメは予想の3分の1しかいなかった」(同会)という。 同会では、減少の原因は、(1)スズメは屋根
年末年始は日本各地で大雪となりましたが、普段降雪のない地域では、交通事情や慣れない雪かきなどに悩まされる大人の傍らで子どもたちは転げ回って大はしゃぎ、という状況が見られたのではないでしょうか。 南極圏出身のペンギンにとっては雪など珍しくなさそうですが、動物園生まれのペンギンの場合事情は異なるようです。雪が降る動物園のオリの中でじっと静かにたたずむ大人ペンギンたちをよそに、ノンストップでぴょんぴょん跳ね回って大興奮する子ペンギンを撮影した愛らしい動画が人気を博しています。 再生は以下から。YouTube - Happiest Penguin Ever - Real Life Happy Feet じっと身を寄せ合って寒さをしのいでいるような大人たちをよそに、元気に飛び跳ねる子ペンギン。 羽根をパタパタさせながら全身で喜びを表現するかのような姿は、映画「ハッピー フィート」の主人公・タップダン
動物の赤ちゃんは1匹でもかわいらしいものですが、2匹仲良くたわむれているとかわいさも倍増です。アラスカの国立公園で撮影されたヒグマの兄弟の写真は、浜辺で仲良く日なたぼっこをしたり1匹のサケを取り合ったりする子グマたちの姿を、ふわふわの毛並みの触感まで伝わるほど間近からとらえていて、見ているだけで暖かい気分になってくるのではないでしょうか。 写真は以下から。Beach bears: Two cubs are inseparable as they play together in Alaskan national park | Mail Online 写真はアラスカのレイク・クラーク国立公園を訪れたイギリス人の写真家Doug Merrick氏(75歳)によりクック湾西岸で撮影されたもの。 現在野生のヒグマは20万頭以上生息していると言われます。ベッドフォードシャー州Biggleswade出身
【クローン技術】 剥製から絶滅のニホンオオカミ復活へ…神戸・理研が挑戦 1 名前: バスクリン(香川県):2011/01/02(日) 00:56:57.04 ID:GDB/kxsx0 ?DIA 絶滅のニホンオオカミ復活へ 神戸・理研が挑戦 理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の若山照彦チームリーダー(43)が、世界で初めて凍結保存されていたマウスの死骸からクローンを作った技術を生かし、約100年前に絶滅した ニホンオオカミのはく製からクローンを誕生させることを目指している。準備段階として、はく製のように乾燥させたマウスの毛皮から細胞の核を取り出す実験を進め、実現へ一歩ずつ近づいている。 若山リーダーは2008年、16年間凍結保存されていたマウスの死骸の脳細胞からクローンを作ることに成功。凍結死骸からは世界初となり、体細胞が死んでも核の遺伝情報が残っていれば、絶滅
ウニは5枚の鋭い歯で岩を削り、身を隠すための半球状の穴を開けるのですが、硬い岩を削っても削っても鈍ることなく鋭さを保つその歯の秘密がウィスコンシン大学マディソン校の物理学者により解明されました。この発見をもとに半永久的に鋭い切れ味を保つ刃物を作ることも理論的には可能とのことで、将来的には工具などに利用できると期待されています。 詳細は以下から。Ever-sharp urchin teeth may yield tools that never need honing (Dec. 22, 2010) ウィスコンシン大学マディソン校物理学科のPupa Gilbert教授らは、X線顕微鏡などを用いたさまざまな手法でCalifornia purple sea urchin(カリフォルニアムラサキウニ)の歯の構造を分析し、歯を研ぐことなく鋭さを保つそのメカニズムを解明しました。論文はAdvanced
この生物多様性年も終わりに近い頃、日本の淡水魚が1種増えました。それは、最近新聞などでも報じられたクニマスのことです。クニマスは田沢湖にだけ生息していましたが、昭和の10年代、田沢湖の水を発電に利用するとき、水量を多くするため、酸性の強い川の水を田沢湖に流入させたため、絶滅してしまいました。ところがこのクニマスの卵がそれ以前に山梨県の西湖に移植されており、そこで繁殖して、今日まで生き延びていたことが今年に入り確認されたのです。本当に奇跡の魚(うお)と言ってもよいように思います。クニマスについては、私には12歳の時の思い出があります。この年に、私は、大島正満博士の著書「少年科学物語」の中に、田沢湖のクニマスは酸性の水の流入により、やがて絶滅するであろうということが書かれてあるのを読みました。そしてそのことは私の心に深く残るものでした。それから65年、クニマス生存の朗報に接したわけです。このク
オーストラリアで行われた調査により、生後6ヶ月以上母乳を主な栄養源としていた子どもはそうでない子どもと比べ10歳の時点での学力が有意に高く、この傾向は男児で特に著しいことが判明しました。 また、母乳以外のどのようなファクターが子どもの学力に大きく影響するかも明らかにされているので、母乳が出にくいお母さんや事情により母乳で育てることが困難な人でも育児の参考になるかもしれません。 詳細は以下から。Breastfeeding Boosts Kids' Brains, Especially Boys' オーストラリア・パースのTelethon Institute for Child Health Researchやカーティン工科大学などの研究者らは、1989年から1991年に西オーストラリア州で生まれた男女1038人のデータを分析し、乳児期の母乳栄養が、10歳の時点での学力テストの成績に有意に影響
【12月21日 AFP】地球上の生命体は約30億年前、日光からエネルギーを効率的に獲得する方法を身につけたことがきっかけで爆発的に増加したとする論文が、19日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表された。 米マサチューセッツ工科大(MIT)の研究チームは、今日存在する遺伝子から代表的なものを1000個選び、「ゲノム化石」と呼ばれる数学モデルを作成。これらの遺伝子が太古からどのように進化してきたかを計算で探った。 その結果、すべての生命体のゲノムは33億年~28億年前に起源を持ち、現存する遺伝子ファミリーの27%がこの間に出現したと推定された。 研究チームは、生命体の爆発的増加は、おそらく、「現代的電子伝達」とでも呼ぶべき生化学過程によりもたらされたと指摘している。 電子伝達とは、電子を細胞膜内で移動させることで、植物や一部の細菌が光合成により日光からエネルギーを獲得したり酸素を吸う上で
米ワシントンD.C.(Washington, DC)のNASA本部で、新らたな生命体とみられる細菌の発見について記者会見するフェリッサ・ウルフ・サイモン(Felisa Wolfe-Simon)氏(手前、2010年12月2日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Jewel Samad 【12月21日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が今月初めに明らかにした、ヒ素を摂取して成長する新たな細菌の発見について、発表直後から科学者たちの間でインターネットを中心に疑問や否定的な見解が続々とあがっている。 この発見は、NASAの支援を受けた研究チームが2日、米科学誌サイエンス(Science)上で発表したもの。研究チームは、「この新生命体の発見は、地球外生命体の可能性につながるものだ」と銘打った。 しかし、まず、カナダ人微生物学者のロージー・レッドフィールド(Rosie Redfield)氏が
野ウサギたちが真冬の雪原で求愛行動をしている様子を、頭からつまさきまで白で統一した純白のカメラマンがとらえました。 野生動物の繁殖期は春だと思われがちですが、野ウサギに関しては年に数回行われているということです。真っ白な風景の中で飛び跳ね回る様子をアップでとらえた写真は迫力満点で、純白の装備に見合っただけのものとなっています。 詳細は以下から。Boxing male hares trying to impress female mate in the snow | Mail Online カメラマンのRobert Fuller氏はまるで宇宙飛行士のような形の真っ白な上下に帽子、そしてカメラをも白い布で覆い隠して、徹底的に全身を白で統一しました。これはもちろんファッションの主義の問題ではなく、撮影場所となったヨークシャーの丘に降り積もる雪と同化する目的があったとのこと。 この徹底したカモフラ
にかほ市・象潟漁港に水揚げされた緑色のハタハタにかほ市・象潟漁港で水揚げされた金色のハタハタ通常のハタハタ 正月前に突然、岸に押し寄せてくることから「神の魚」と呼ばれる鰰(ハタハタ)。漁が最盛期を迎えた秋田県で、変わった色が次々に見つかり、話題になっている。 もともとのハタハタの魚体は銀色。にかほ市の象潟(きさかた)漁港で16日、約20センチある緑色のオス、17日にも金色のメスが水揚げされた。金色は男鹿市でも取れた。 エサによって卵が変色することはあるが、魚体の原因は不明。ベテラン漁師も「見たことがない」という珍事だけに、港は「宝くじを買うか」と盛り上がっている。
12月19日2010 大大大好き!!犬とホッキョクグマの仲良しっぷりがわかる画像特集 記事データ パルモ コメント(0) 画像 動物・鳥類 これまでにも犬とホッキョクグマって不思議と仲良しということはお伝えしたんだけれども、今回は仲睦まじい犬とホッキョクグマ(シロクマ)のらぶりんちょ写真が一挙公開されていたので、動画とあわせて特集することにしてみたよ。 ソース: Dogs and Polar Bears Living in Harmony: Pics, Videos, Links, News Polar bears and dogs playing Animals at Play 【PR】 コミュニケーションが途切れない男 Moving MAX! 関連記事 Powered By 我RSS コメントする お名前: <カロリーは天井知らず!!アメリカ人の作ったファーストフードで作る寿
さいたま市の民家で10月、読売新聞販売店パート、原島真理さん(47)(さいたま市緑区)が保護した鳥が、絶滅寸前の渡り鳥・ミゾゴイと分かり、全日空機で21日、越冬地の沖縄に運ばれることになった。 保護されたのは、全長約40センチの雌の成鳥。原島さんが10月24日、新聞代金の集金に訪れた民家の玄関脇で見つけた。自力で飛べず、埼玉県川口市の動物病院「池谷 犬猫鳥の病院」に運んだ。 院長の池谷奉文さん(68)は環境問題の調査・研究を行う「日本生態系協会」の会長で、鳥にも詳しい。のど元の黒い線や茶色の羽毛などから、都心ではまず見られないミゾゴイと気づいた。左脚を骨折していたが、治療を受け、高さ2メートルの棚に飛び乗れるまで回復した。
科学, ウイルスCNN.co.jp:HIV感染の独男性、幹細胞移植で「完治」の研究報告の件。 バナナにHIV予防成分 - 蝉コロンでも書いたけれど、HIV感染のメカニズムはこんな感じ。HIVは免疫を担当するT細胞(とMΦ)を標的にします。T細胞はCD4というタンパク質を細胞表面にニョッキリ出しています。HIVが細胞内にエントリーするにはCD4との結合が不可欠です。CD4発現T細胞は免疫系の司令塔みたいなもんなのだけれど、HIVはよりにもよってこの細胞を叩くようにできている。しかし実はCD4だけではウイルスの侵入には不十分で、さらにコレセプターとしてCCR5もしくはCXCR4を必要とします。はじめのほう、何か細胞側に二つの受容体があるでしょう。CD4とCCR5もしくはCD4とCXCR4がウイルス侵入のターゲット。 んで、HIV感染抵抗性のある人を調べると、CCR5遺伝子に32 bpの欠損が見
海洋堂が作製したインフルエンザウイルスのフィギュア。外側のオレンジ色の突起がヘマグルチニン、青色の突起がノイラミニダーゼで、薬の耐性や感染の強さにかかわる=大阪大微生物病研究所 大阪大微生物病研究所(微研、大阪府吹田市)が17日、ミュージアムを開館する。保存資料の公開のため、微研1階の約36平方メートルのスペースに設けた。目玉はインフルエンザやSARS(新型肺炎)のウイルスの巨大フィギュア。手がけたのは、動物やアニメキャラクターなどの精巧なフィギュアで世界的に知られる海洋堂(同府門真市)だ。 ウイルスのフィギュアは20〜30センチの楕円形(だえんけい)で実物の100万倍程度。インフルエンザには8本のリボ核酸(RNA)が入り、2種類の突起も忠実に再現してある。 微研広報委員長の野島博教授(分子遺伝学)からの依頼に、海洋堂の担当者は「面白い」。電子顕微鏡で撮影した写真などを取り寄せ、5カ
すごっ! スズメバチの体にはソーラーパネルが内蔵されてるんだって。2010.12.15 22:00 junjun ソーラーパワーネタって好きなんですよね。化石燃料のない未来! ってかんじで。 それにしても、特に今回のは驚きました。なんとスズメバチの体にはソーラーパネルが内蔵されてるっていうんですから。 ドイツ人の研究者が、スズメバチの体の黄色い部分は単なる模様というわけじゃなく、太陽の光線を捕え、エネルギーに変換する機能のある極微のネットワークになっていることを発見したんです。 つまり、スズメバチたちは小さい小さい太陽発電機を背負いながら生活してるってことですよね。これで、太陽がピークになる時間帯にスズメバチが巣を造る理由が分かりました。太陽がいっぱいで1日中で一番アクティブになれますからね。 太陽の光が多ければ多いほど、掘削パワーが発揮されるということは、今年の夏はスズメバチにとって、か
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く