レンズのイメージサークルの制約によるケラレの問題について。画面サイズが大きく違う場合は、ケラレが出ても当然の事と諦めがつきますが、例えば、2/3インチ業務用ビデオズーム等はうまくすれば16ミリカメラに使用できそうですし、そうしたいものです。まあビデオと映画の解像度の違いからくるレンズの設計解像力の違いもあり一概に良いとは言えませんが。しかし、ビデオ用ズームの品種の多さや造りの良さ(もちろん16ミリ用はもっと造りが良いのですが)、特にショート系のズーム等は16ミリ用に品種が少ないのと、その上価格がバカ高なのを考えると、何とかビデオ用を使用したいと考えるのは当然です。ここで問題になるのが、僅かなイメージサークルの違いによる画面のケラレの問題でしょう。実際、今回紹介した改造を例に取るとイメージサークルは16ミリが2/3インチより僅かに大きいだけなのにショート系ズームレンズでは最短側でケラレが出ま