自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:「防火水そう」の下にあるミニ公園マップを知っているか > 個人サイト note こういった記事を書いているとき、僕が常に気にしていることの1つが「表記ゆれ」です。 表記ゆれとは、数字なら「3」「3」「三」、「もうしこみ」だと「申し込み」「申込み」「申込」など、一つの記事や文章で表記や送り仮名が変わってしまうことを言います。 すでにこの数行の文章でさえ、「1つ」と「一つ」が混在してしまっていたりして、注意が絶えないのですが、街には思いのほか表記ゆれが溢れています。 しかもそれが地名や駅名の間で、あえてゆれさせている場合があって、なんだか妙に気になりました。 例えば―― 大阪メトロの西中島南方駅。 この南方の読みは「みなみが