愛媛県の四国中央市教育委員会は19日、学校の野外活動で昼食のフランクフルトを食べた市立小学校5年の女児(10)が、誤嚥(ごえん)による急性肺障害で死亡したと発表した。 市教委によると、女児は18日午後0時25分ごろ、市内の市立新宮少年自然の家で、フランクフルト(直径約2・5センチ、長さ約9センチ)を半分に切ったものを食べた際にのどに詰まらせた。隣にいた担任が背中をたたくなどの手当てをし、約10分後に到着した救急隊員が器具を使ってフランクフルトを取り除いて病院に搬送したが、約7時間半後に死亡が確認された。 野外活動は17日から2泊3日の日程で、5年生86人と引率の教諭11人が参加していた。市教委は「食事の提供方法や救急対応について検証したい」としている。