ゼブラゾーン(導流帯)に保冷車を停車し、死亡事故を誘発したなどとして大阪府警住之江署は19日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)容疑で、大阪府岸和田市額原町、生花加工配送会社社員、仲山明容疑者(70)を逮捕した。同署によると、仲山容疑者は当時勤務中で「自分が責任を取りたくないという思いから通報を怠った」と容疑を認めているという。 逮捕容疑は18日午後5時45分ごろ、大阪市住之江区南港東の市道で、保冷車を走行車線脇のゼブラゾーンに停車。走行中のバイクを転倒させ、路上に投げ出された運転手の男性会社員(61)が隣を走っていたトレーラーにひかれ、死亡する事故を誘発したが、そのまま逃げたとしている。