シリアの反体制側が支配する北部の都市アレッポのカラセ地区で、政府軍の「たる爆弾」攻撃が伝えられた後、負傷した妹を抱いて走る若者(2014年6月3日撮影)。(c)AFP/BARAA AL-HALABI 【10月6日 AFP】(写真追加)シリア北部アレッポ(Aleppo)では、ほぼすべての公園が墓場と化した。もはやレストランも、気分転換を図れる娯楽も、幸せもここにはない。 1日に数回、政府軍の軍用機が頭上を飛んでいく音が聞こえる。安全な場所はない。毎日、街を歩いているときも、家にいるときも、モスクにいるときも、死の危険と隣り合わせだ。いつ何時、たる爆弾の犠牲になるか分からない。前の日に会って話した男性が死んだことを、翌日知ったこともある。 2011年、19歳だった私はアレッポ大学(University of Aleppo)で、コンピューターサイエンスを学んでいた。写真を撮ったことは一度もなかっ
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