JR高崎線は、14日夜から運転を見合わせている影響で、さいたま市の宮原駅で2000人が電車の中で一夜を明かすなど、埼玉県や群馬県の合わせて10の駅で合わせて6000人が電車の中で一夜を明かしました。 JR東日本高崎支社によりますと、JR高崎線は、雪のため15日午前0時に全線で運転を見合わせました。 このため、下りの電車10本が埼玉県内の宮原駅や上尾駅など9つの駅と群馬県の新町駅の10の駅で立往生したまま運転を見合わせ、合わせて6000人の乗客が電車の中で一夜を過ごしたということです。 このうち、さいたま市北区の宮原駅では、2000人の乗客が電車の中で一夜を明かしたということで、JRによりますと15日午前11時現在、電車の中にとどまっている乗客も多いということです。 高崎線の運転再開のめどは立っておらず、防寒具を配るなどして対応しているということです。