「唐桟」(とうざん)とは、江戸時代、東南アジアからもたらされた縞木綿のことです。特色は、平織りで、極めて細い双糸を使うことで、木綿でありながら、絹そっくりの風合いを持っています。 江戸時代、遠い南の国からもたらされたエキゾチックな縦縞の「唐桟」は、粋で、人気を博しました。しかし、それは大変に値段が高く、庶民のものではありませんでした。 ところが、安政の開国以後、わが国では、どうしても紡げなかった極めて細い木綿糸が、産業革命以後の欧米諸国から安く輸入できるようになりました。 川越商人は、いち早く、この点に着目し、当時絹織物の産地として栄えていた川越の機屋に「唐桟」を織らせました。これが川越唐桟のはじまりです。 それは、良質で安価だったため、爆発的に売れ、「唐桟」といえば「川越」と言われ、川越唐桟には「川唐」(かわとう)の愛称まで生まれました。 今では、若いお客様から年配の方まで、着物を愛する
東日本大震災で大きな被害を受けた三陸鉄道(岩手県)が6日、北リアス線、南リアス線(地図)とも全線復旧します。一方、三陸鉄道の路線とつながるJRの山田線、大船渡線(地図)の復旧は見通せていません。日本共産党の穀田恵二議員は衆院国土交通委員会(3月26日)で早期復旧に政府が積極的役割を発揮することを要求しました。 「震災から3年もたっているのにJR東日本は復旧を明言していない。これ以上の放置は地域復興の障害ともいうべき事態だ」 穀田氏は、三陸鉄道が被災直後から復旧に取り組み、震災5日後に一部区間を再開し全面復旧にこぎつけたことと対比して、JR東を批判しました。 被災自治体とJR東の調整会議の場(今年2月)でJRは、山田線と三陸鉄道との一体運営化を持ち出し、(1)原状復旧はJRが負担(2)赤字総定額の補てん(一時金)―などを提案しました。 これでは、原状復旧以外で自治体にも負担がかかることや、三
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