車の自動運転の実現や課題について専門家が検討する警察庁の委員会が1日開かれ、物流業界のドライバー不足を解消するためドライバーが運転するトラックの後ろを複数の無人のトラックが自動運転で走行する取り組みについて、3年後までに高速道路で実現することを申し合わせました。 その結果、ドライバーが運転する先頭のトラックの後ろを複数の無人のトラックが一列になって自動運転で走行する「隊列走行」について、3年後までに新東名高速道路で実現することなどを申し合わせました。 警察庁によりますと、実現すれば1人のドライバーで大量の荷物が運べる一方、無人で走行しているトラックで事故が起きた場合の責任の所在などについて法律面での見直しなどが必要になってくるということです。 警察庁は今後も議論を進めた上で年度内に報告書をまとめ、3年後までの実現に向けより具体的な課題の検討や実現に向けた環境整備を進めていくことにしています