京都市は2016年、ホームレスの人たちを支援してきた更生施設「京都市中央保護所」(下京区、定員30人)を廃止し、代替施設を「民設民営」の救護施設(定員60人)として整備する方針を決めた。18年6月に事業者を公募。中央保護所の指定管理者である「みなと寮」だけが応募し、選定された。 みなと寮が向日市に隣接する今回の土地を購入したのは16年。京都市が事業者公募を決める2年前だった点について、向日市民から説明を求める声もある。 建設予定地は名神高速道路のそばの京都市域だが、向日市との境界にある。予定地からみて京都市側は工場や農地が多い一方、向日市側は住宅街が広がり、最寄り駅も向日市側にある。 救護施設は地域移行を支援しており、入所者は外出して地域と交流することを通じて社会経験を徐々に積み重ねる。みなと寮が大阪府吹田市で運営する救護施設「千里寮」では、地域住民や自治体と連絡協議会を設けて意見交換を続
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