JR東日本は、鹿島線の潮来駅(茨城県潮来市)を来年春以降、駅員を配置しない「無人駅」化する方針を決めた。同じ時期にSuica(スイカ)などICカード対応の自動改札機を設置するのに伴う合理化だが、交流人口の拡大を図る観光都市・潮来市には大きな痛手となる。 鹿島線は旧国鉄時代の1970年、香取駅(千葉県)―鹿島神宮駅(旧鹿島町)間で開業した。併せて新設した潮来駅近くでは、初…

11月30日、神奈川県を走る相模鉄道線(相鉄線)とJR東日本の相互直通運転が始まる(参照:相模鉄道)。これまで首都圏の鉄道会社の中では都心へ乗り入れていなかった相鉄線が、いよいよ新宿駅(一部時間帯では大宮駅まで)まで乗り入れることになるのだ。相鉄線沿線では地域の発展や不動産価格の上昇などを期待する声も大きい。相模鉄道では2022年に予定されている東急東横線との直通運転とあわせて特設サイトを開設し、期待に胸を膨らませている。 だが、この相互直通運転によって被害を被る地域もある。東京都を挟んだ埼玉県さいたま市の埼京線沿線住民だ。 「長らく市内で演説をしていますが、これほど配布するチラシを受け取って貰ったことはありませんでした」 そう話すのは、さいたま市の吉田一郎市議。かつて香港の九龍城砦で暮らしていたことがあり、著書『世界飛び地大全』(角川ソフィア文庫)などでも知られる人物だ。2007年からは
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