18日午前5時5分ごろ、福岡県広川町水原の路上で、頭から血を流して倒れている同町の保険業の男性(46)を県警八女署の警察官が発見した。男性は右手に拳銃のようなものを握っており、右のこめかみ部分には撃たれたような傷があった。男性はその場で死亡が確認された。同署は拳銃で自殺を図った可能性もあるとみて、拳銃のようなものの入手経路も捜査する。 八女署によると、18日午前1時ごろ、死亡した男性と電話したばかりという知人から「電話の内容がおかしかった。『お世話になった』と言っていた」と通報があった。署員らが男性の行方を捜索したところ、男性の自宅から4キロほど離れた山間部の町道で男性の車が見つかり、近くの路上で男性も見つかった。これまで遺書は見つかっていない。【浅野孝仁】