新型コロナウイルス陽性者との接触を知らせるアプリ「COCOA(ココア)」の開発で、厚生労働省の委託先の企業が別の3社に、契約金額の94%で事業を再委託していたことが分かった。同省は再委託比率を「原則2分の1未満」とする規定を設けているが、それを大きく超える比率で認めていた。ココアは不具合が続発。同省の調査や監督が及ぶ元請け企業の役割が小さく、原因把握が難航している。 (皆川剛)
遮断機と警報機のない「第4種踏切」に試験的に設置された「踏切ゲート」。自転車の人も渡る際には手で押し開けるために止まり、列車との衝突事故を防ぐ効果が期待される=山口県長門市で(JR西日本提供) JR西日本は18日、遮断機と警報機のない「第4種踏切」の安全対策として、手押し開扉式の「踏切ゲート」を開発したと発表した。線路を渡ろうとする通行者を一旦立ち止まらせることで、列車との接触事故を防止する狙い。遮断機などの増設に比べて設置費が安上がりで、早ければ2021年度に導入を始める。 JR西によると、19年度で5823カ所ある同社の踏切のうち、1割弱に当たる425カ所が第4種踏切という。中国地方が計370カ所を占め、北陸地方が計27カ所、関西地方は計22カ所、三重県などに計6カ所。同社は安全性向上のため遮断機や警報機などの増設を進めてきたが、1カ所で数千万円の費用がかかる。第4種踏切自体の廃止も進
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