【ワシントン=山田哲朗】米航空宇宙局(NASA)は5日、これまでで最も生命の存在に適していると考えられる惑星を見つけたと発表した。 地球から600光年離れた「ケプラー22b」と呼ばれる惑星で、直径は地球の2・4倍。太陽とよく似た恒星の周りを290日で公転しており、気温は22度前後と推定される。 NASAはケプラー宇宙望遠鏡で一部の方角の観測を続けており、同日時点で2326個の惑星候補を発見。うち48個が、熱すぎず冷たすぎず、生命に適当な範囲の温度に収まっていると判定した。ケプラー22bは、この範囲の中でも真ん中で、生命にちょうどいい環境らしい。
国の科学技術政策の方針を決める組織について、見直しを検討している古川科学技術政策担当相の有識者研究会(吉川弘之座長)は5日、「科学技術イノベーション戦略本部」(仮称)や、首相らに科学的な助言をする「科学技術イノベーション顧問」(仮称)の設置などを盛り込んだ素案をまとめた。 素案によると、同本部は現在の総合科学技術会議を改組し、司令塔機能を強化した組織。本部長を首相、副本部長を科学技術イノベーション政策担当相とし、関係閣僚や学会、産業界の有識者で構成する。担当相は専任が望ましいとした。 同本部では、科学技術を所管する各省庁や研究開発法人などに対し、重点的な研究開発の戦略をまとめ、予算配分方針を提示する。また、現状では各省が個別に予算要求しているが、研究開発経費の見積もりに関しては同本部が調整業務を担うべきだと指摘した。
印刷 関連トピックス北朝鮮金正日平壌の凱旋青年公園を視察し、記念写真に納まる金正日総書記(中央)。朝鮮中央通信が4日報じた=朝鮮通信 北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が、平壌市の凱旋(がいせん)青年公園を視察した。朝鮮中央通信が4日深夜に伝えた。昨年4月に全面改装された同公園は、垂直落下型やブランコ型などの絶叫マシンが売り物で、市民に大きな人気という。 金総書記は随行した部下に遊具に乗るよう指示。随行者たちが「たまった疲れが吹き飛びます」と報告すると、とても喜んだという。そのうえで「最も重要なのは、設備点検と管理を責任を持って行うことだ」と指示した。 同公園にある10種類の乗り物全てを利用すると1600ウォン(闇レートで約0.4ドル=約31円)。平壌市民の平均月給とされる3千ウォンの半分以上に相当する。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます
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