日本スケート連盟は16日、フィギュアスケート女子の安藤美姫(新横浜プリンスク)が、強化選手指定を見送られたと発表した。 伊東秀仁フィギュア部長によると、強化部が「五輪に出る強化選手のレベルに達していないと判断した」という。 安藤は14日に終了した関東選手権で優勝したが、フリーの91・05点は、5日のジャパンオープンで6人中5位だった村上佳菜子(中京大)を10点下回った。合計147・30点も、今月上旬の国際大会2位の鈴木明子(邦和スポーツランド)より33点低かった。ドイツでの復帰初戦で合計162・86点を出した安藤が、11月2日からの東日本選手権でこの試合並みの演技ができれば、強化指定される可能性はある。