国土交通省は7日、多くの自動車の走行情報をビッグデータとして分析、事故が起きやすい生活道路を割り出し、重点的な安全対策を取ることを決めた。市町村道の改良や速度の30キロ以下制限、大型車の進入禁止などを自治体に促し、年間2千人に上る歩行中や自転車走行中の交通事故死者の半減を目指す。 国交省はカーナビを積んだ多数の自動車の位置や速度情報を民間業者などから集め、交通量が多く、速度の速い車が目立つ生活道路を判別。自治体に情報を提供し、進入禁止や速度制限のほか、車がスピードを出せないようカーブや路面の凹凸を造るなど計画的な対策を求める。 2015年04月07日火曜日
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