尿に含まれる細胞からクローンマウスを作ったと、山梨大の若山照彦教授らのチームが1日付の英科学誌に発表した。尿は動物を傷つけないで採取できることから、絶滅危惧種の繁殖への応用が期待できるとしている。 尿には、尿管の細胞などが含まれることが知られている。チームは、マウスの背中をつかんで排尿させ、尿から細胞を回収。核を取り除いた卵子に移植してクローン胚を作製した後、雌マウスの卵管に入れた。 実験に使った4系統のマウスのうち2系統から、外見は正常で健康な計4匹のクローンマウスが生まれた。 * 衛星ひとみ搭載機器の異常が原因 JAXA(04/01 18:56) * 尿からクローンマウス、山梨大 絶滅危惧種への応用期待(04/01 18:20) * 土井さん、京大特定教授に 宇宙飛行士の経験語る(04/01 18:19) * 日本も「パリ協定」署名へ 環境相が温暖化対策で表明(04/01 1