ブックマーク / www.riken.jp (6)

  • 電気で生きる微生物を初めて特定 | 理化学研究所

    要旨 理化学研究所環境資源科学研究センター生体機能触媒研究チームの中村龍平チームリーダー、石居拓己研修生(研究当時)、東京大学大学院工学系研究科の橋和仁教授らの共同研究チームは、電気エネルギーを直接利用して生きる微生物を初めて特定し、その代謝反応の検出に成功しました。 一部の生物は、生命の維持に必要な栄養分を自ら合成します。栄養分を作るにはエネルギーが必要です。例えば植物は、太陽光をエネルギーとして二酸化炭素からデンプンを合成します。一方、太陽光が届かない環境においては、化学合成生物と呼ばれる水素や硫黄などの化学物質のエネルギーを利用する生物が存在します。二酸化炭素から栄養分を作り出す生物は、これまで光合成か化学合成のどちらか用いていると考えられてきました。 共同研究チームは、2010年に太陽光が届かない深海熱水環境に電気を非常によく通す岩石が豊富に存在することを見出しました。そして、電

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    e-domon 2015/09/25
    外部から得た電子をNADHの化学結合の形で蓄積するのは充電みたいなものか。休暇を取って充電するというのも、あながちただの比喩ではなかったりして。
  • ウイルス感染に伴う疲労倦怠感は脳内炎症が引き金 | 理化学研究所

    ポイント 末梢組織の疑似ウイルス感染は、脳内での炎症性物質分泌を促進 発熱と疲労倦怠感は別のメカニズムで起きている 今後の研究進展で、疲労倦怠感の治療法の開発に期待 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、末梢からのウイルス感染を模擬したラットを用いて、脳内炎症によって疲労倦怠感が起きることを明らかにしました。これは、理研ライフサイエンス技術基盤研究センター(渡辺恭良センター長)細胞機能評価研究チームの片岡洋祐チームリーダー、大和正典研究員ら研究チームの成果です。 疲労には、肉体疲労や精神疲労、病気に伴う疲労などがあります。例えば、私たちがインフルエンザにかかると、発熱や筋肉痛とともに強い疲労倦怠感に襲われることがあります。近年では、疲労は脳で感じ、また、疲労による作業効率の低下にも脳が深く関わっていることが分かりつつあります。しかし、ウイルス感染による疲労倦怠感の発症に関する脳の仕

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    e-domon 2014/03/15
    「疑似ウイルス感染ラット」/ なんか気の毒なモデル動物である。
  • 環状mRNAを用いてエンドレスなタンパク質合成に成功 | 理化学研究所

    ポイント 終止コドンの無い環状mRNAを考案、リボゾームが永久的にタンパク質合成 タンパク質合成効率は、直鎖状mRNAに比べて200倍アップ 新しい長鎖タンパク質合成法として期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、大腸菌が通常持っているタンパク質合成過程において、タンパク質合成終了の目印となる終止コドン[1]を除いた環状のメッセンジャーRNA(mRNA)[2]を鋳型に用いてエンドレスにタンパク質合成反応を起こすことに成功しました。通常の直鎖状RNAを鋳型とするタンパク質合成反応に比べ、反応の効率は200倍に増大しました。これは、理研伊藤ナノ医工学研究室 阿部洋専任研究員、阿部奈保子技術員、伊藤嘉浩主任研究員、佐甲細胞情報研究室 廣島通夫研究員(理研生命システム研究センター 上級研究員)、佐甲靖志主任研究員、北海道大学薬学部 丸山豪斗大学院生(ジュニアリサーチアソシエイト)、松田彰教授

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    e-domon 2013/05/22
    どんな種類のタンパクに応用できて、どんな種類だとダメなのか、とかコムギの無細胞翻訳系でもやってみようとか。
  • 404 Not Found | 理化学研究所

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    e-domon 2012/10/26
    カルタヘナ法施行前に寄託された微生物が組換え体だった。法律施行後も表示と情報提供の見直しが行われなかった。組換え生物の寄託はルール上は受け入れていなかった?がリソースに組換え微生物が入っていた。
  • 生体試料の深部観察を可能にする光学顕微鏡の新手法「SPOMNOM」を開発 | 理化学研究所

    生体試料の深部観察を可能にする光学顕微鏡の新手法「SPOMNOM」を開発 -揺らぎの有るレーザーと無いレーザーを用いて、観察可能な深さの限界を突破- ポイント 深部観察を妨げるノイズを約100分の1に抑制、空間分解能は約1.4~1.8倍に向上 マウス脳組織の観察では、従来法より約1.5倍の深さまで鮮明に観察 全ての非線形光学顕微鏡に適用可能で、生物学や医学、創薬などの研究への貢献に期待 要旨 理化学研究所(野依良治理事長)は、生体試料の観察に用いられる非線形光学顕微鏡※1の性能を高める手法を開発し、ノイズとなる背景光を約100分の1に抑制、空間分解能を約1.4~1.8倍に向上させました。実際に、固定したマウス脳組織の神経細胞を観察したところ、従来法の約1.5倍となる深さ300μmまで鮮明に観察することに成功しました。これは理研基幹研究所(玉尾皓平所長)緑川レーザー物理工学研究室の磯部圭佑基

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    e-domon 2012/05/30
  • 蛍光顕微鏡を用いず一般の顕微鏡で細胞の蛍光観察に成功 | 理化学研究所

    ポイント 一般の顕微鏡でも微弱な蛍光を観察できるアダプターを開発 高出力の水銀ランプやレーザーを使わず、細胞へのダメージを減少 アダプターに絞りを付加し、1つの光源で蛍光と可視光を同時に観察 要旨 独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)は、一般の顕微鏡の光源下に励起フィルターを取り付けるためのアダプターを開発し、蛍光顕微鏡※1を用いずに細胞を蛍光観察することに成功しました。これは理研発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)ゲノム・リプログラミング研究チームの若山照彦チームリーダー、山縣一夫研究員(現大阪大学微生物病研究所 特任准教授)、近畿大学生物理工学部遺伝子工学科の佐伯和弘教授および大阪大学大学院生命機能研究科の木村宏准教授らの研究グループによる成果です。 現在の生命科学研究では、蛍光色素※2による細胞の染め分けが不可欠です。蛍光色素が発する蛍光を利用することで、細胞内

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    e-domon 2012/02/10
    優しい励起光が良いのなら、青色LEDの光を観察対象のすぐ近くまでガイドしてやれば電源も電池で済むんじゃない?それならフィールドでも使える。
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