<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2009年09月18日 (金)おはようコラム 「ドイツ総選挙と脱原発政策」 (阿部キャスター) おはようコラムです。 今月27日に迫ったドイツの総選挙では、原子力発電所を段階的に廃止する、いわゆる「脱原発政策」の堅持か見直しかが争点のひとつで、国際的な関心も高まっています。百瀬解説委員です。 Q:ドイツの原発政策が国際的に注目されるのはなぜか? Q:ドイツのそれぞれの政党はどういう立場をとる? A:見直し派は、メルケル首相率いる保守系のキリスト教民主・社会同盟と中道の野党・自民党で、原発の運転期間を延長すると主張。メルケル首相と大連立を組む社会民主党と他の野党は政策の堅持を訴えている。メルケルさんは大連立を解消して、元々考え方が近い自民党と新政権を組みたい考え。世論調査をみると、両党を合わせた支持率は48%から50%と過半数に迫る