前回はデザインと穴あけ加工、そして下塗り処理をしたが、ここからが本番の塗りわけ作業だ。マスキングしてはペイント、乾燥させてマスキングを外し、色漏れなどがあったらリカバリーを繰り返すイバラの道が続く。記事にして見ちゃうと短時間でできそうだが、クリームにブルーという塗りわけの583系でも、実際には3日間ぐらいかかっている(好きだから作ってるようなモンで、原稿量・作業量に対するギャラは見合わネーっす)。 そして特急の命であるヘッドマークの製作。これはパソコンでチョチョイとできちゃうので簡単だ。ラストはヘッドライトなどの電装系を実装して完成だ。 後編の今回は、完成まで一気にご紹介! 本番の色を乗せて583系っぽくカラーリングしていこう! カラーリングの基本は、薄い色から順に濃い色を上塗りしていくこと。面倒でなければ、上塗りではなくマスキングをして塗り分けてもいい。まずはベースとなるクリーム色だが、