富士通は12月7日、バッテリーレス・フレキシブルビーコンの試作機で、ビーコンとして世界初となるucodeタグの認定をトロンフォーラムから取得したと発表した。 従来のビーコンは、電波を発信するための電力として、電池を内蔵して定期的に交換するか、近くにコンセントを設置し、そこから常に電力供給を受ける必要があるなど、運用管理に手間がかかった。また、プラスチックなどのハードカバーで覆われたビーコンが主流であるため、景観との調和が求められる場所や、設置したビーコンが落下する危険性に配慮が必要な場所には導入しにくいといった課題があった。 今回の試作機は、柔軟性の高いシリコンシートをベース基盤として、導電性のあるペーストで配線を印刷。同じく導電性のある接着剤で電気部を実装することで、従来のハードカバーで覆われたビーコンと比べて高いフレキシブルさを実現した。 さらに、ビーコンは変形可能な特性を生かして、服
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