発表直後のPhenom II X6ラインアップは、まず「Phenom II X6 1090T Black Edition」(1090T BE)と「Phenom II X6 1055T」(1055T)の2製品からスタートする。上位モデルの1090T Black Editionは、動作クロックが3.2GHz、1055Tは2.8GHzとされている。“Deneb”世代のPhenom II X4で最高クロックモデルが3.4GHzのPhenom II X4 965 BEであるから、動作クロックはやや低く設定されている。Thuban世代とDeneb世代のPhenom IIにおけるコア電圧をCPU-Zで確認できる値で比較してみよう。 Phenom II X4 965 BEのコア電圧は1.320ボルトであるのに対して、1090T BEのコア電圧は1.284ボルトと表示された。両モデルともTDPは125ワット
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