C++0xにおけるコンストラクターのデリゲートのメモ。 class X { public : X() { // 共通の初期化処理 } X( int value ) { // 共通の初期化処理 // 引数を使った追加の処理 } } ; この例では、どちらのコンストラクターも、初期化処理は共通している。同じコードが重複するのは、バグの下である。こういう場合、C++03では、共通の処理をメンバー関数に移すことができる。 class X { private : void init() ; public : X() { init() ; } X( int value ) { init() ; // 引数を使った追加の処理 } } ; しかし、この方法では、非staticデータメンバーをコンストラクター初期化子で初期化することはできない。それに、結局init関数を呼び出さなければならないことにはかわり