既報の通り、6月22日にAdobe Creative Cloud(以下、Adobe CC)の6月アップデートが実施された。バージョン的には、Adobe CC 2016ではなく、Adobe CC 2015.5だが、単なるマイナーアップデートにとどまらない多岐に渡る機能強化が図られている。 Adobe CCは、2012年にサブスクリプション形式での提供が始まってから丸6年。2013年にクラウド型サービスに移行し、昨今は多様なデバイスでのクリエイティブワークにあわせてモバイルアプリに注力するなど大きく進化してきた。今回のアップデートでは、Creative Syncテクノロジーを使った制作フローの効率化や短縮化を目指す改善が行われたほか、ストックフォトサービス「Adobe Stock」の拡充が主なトピックだ。 一言でいえば、「これまでよりも使いやすくなって作品の制作に没頭する時間を増やせますよ」と