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行ってみると意外にも“期待”は裏切られた。普段はほとんど一般論に終始する豊田社長がけっこう細部とエピソードにこだわって発言しているではないか。 パウエル氏が「優れたリーダーは細かいところにまで気を配るものだ」と発言したのが効いたのだろうか。 というわけで、今回はパウエル氏と豊田社長の議論をお伝えし、パウエル氏が最近記したリーダー論(『リーダーを目指す人の心得』飛鳥新社)も少しご紹介したいと思う。 「私は社長になって以来、いい思いをしたことがありません。社長という字は間違いで、私の場合には謝長と書くのが正しいのかもしれません」 「何しろ社長就任以来、業績が悪くて謝り続けなければなりませんでしたから。また残念なことに品質問題でも世界中の人たちにご迷惑をおかけし、米国では議会の公聴会に呼ばれ、その席でお詫びを申し上げなければなりませんでした」 リーダーという者は失敗を恐れてはいけない、勇気を持っ
歴史というのは、国と国民に極めて大きな影響を及ぼす。古くは中国文化圏の影響を強く受けながらも、日本は中国や韓国とはかなり違った文化を形成してきた。面白いことに、その違いの典型例が数学にあるという。 海を1つ隔てただけで、実利的な算術の世界にとどまった社会と、純粋数学の世界へと発展していった社会に大きく分かれた。世界の中で日本人ほど数学が好きな国民はほとんどない。これは私たちが誇っていい事実であり、その背景には歴史がある。 なぜ日本人は数学が好きになっていったのか。また長い年月の間に私たちの中に埋め込まれていった数学DNAをさらに強化して日本をさらに強い国にするにはどうすればいいのか。今回は数学を題材にした異色対談を実現した。 サイエンスナビゲーターの桜井進さんと花まる学習会を運営する高濱正伸さんの2人である。ちょうど数学に関する本を出版されたのを機会に、日本人と数学について話し合ってもらっ
11月23日、中国の海洋監視船4隻が尖閣海域の接続水域内を航行した(前日までは漁業監視船も)。接続水域への侵入は10月20以来、35日連続となり、完全に常態化している。違法ではないが、次なる領海侵犯常態化への布石であることは明らかだ。 実際、同20日にも海洋監視船4隻が領海に侵入した。海上保安庁の巡視船が警告したが、中国船は「釣魚島(中国側呼称)は古来、中国固有の領土だ」と応答し、船体の電光掲示板で「貴船は中国の領海に侵入している。直ちに退去せよ」と表示した。中国公船の領海侵犯は、9月の尖閣国有化以降、これで12回目になる。 領海侵犯もこれだけ頻繁になれば、もはやあまり注目もされなくなったが、日本政府にはあまりにも危機感が欠如していると言うしかない。先般の反日デモの頃から、「中国を刺激するのは得策ではない」というような論調もあり、外交ルートでの関係改善を示唆する報道も見られるが、実際には中
日本政府による尖閣国有化を発端とした対日制裁に、中国政府は「因果応報」という言葉をしばしば使い、「数々の報復措置は日本に起因する」と主張している。そして、「抵制日貨」(dizhi rihuo、「日本製品をボイコットせよ」の意)というスローガンを使い、国民を反日デモに駆り出した。 ところが、今まったくこれと同様の排斥がアメリカで起きている。「抵制中企」(dizhi zhongqi)、すなわち「中国企業を排斥せよ」という空気がアメリカで広まっているのだ。 日本企業は中国で「抵制日貨」に苦しめられたが、中国企業はアメリカで目下この「抵制中企」(中国企業をボイコットせよ)に苦しめられている。 立て続けに中国企業を排斥するアメリカ 10月8日、米下院の情報特別委員会は、中国の通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)が製造する部品を、米政府の通信システムから排除することを求める報告書
上教授は震災直後から被災地に入り医療支援を続けている。その様子は、飯舘村の健康診断などで以前お伝えした(「福島を聖地にするか廃墟にするか」)。 医療活動には行政との関わりが不可欠なため、否応なく自治体の力の差を見せつけられることになった。 被災地のほとんどすべての自治体を見てきた上教授の目に映ったのは、「首長に強いリーダーシップがあるところほど復興が早く、逆にリーダーシップが乏しく国の支援頼みの自治体は遅々としてはかどらない」ということだった。 「とりわけ復興が遅れているのは、原発の補助金をたっぷりもらってきた市町村です。恐らく頼ることが身についてしまっているのでしょう。自発的に復興に取り組もうとする力が極めて弱いように見受けられました」 上教授はこう話す。国であれ地方自治体であれまた企業であれ、危機は組織の力の差をあぶり出す。原発がらみの補助金は地域を潤しているようで、実は基礎体力を奪っ
アイフォーン4Sでは、位置情報の取得に米国のGPSだけではなくロシアのGLONASSを併用しているというのである。これを聴いて俄然、アイフォーン4Sが欲しくなってしまったのだ。 ところで、GLONASSとは一体何なのか。 米国の開発したGPSについては、すでに多くの読者がご存じであると思う。GPSとはグローバル・ポジショニング・システムの略で、軌道上に配置された24基(+予備7基)の衛星によって、地球上のどこに居ても自分の位置を把握できるというシステムだ。 もともとは米軍の活動を支えるために開発されたが、今ではカーナビや各種モバイル機器をはじめとしてあらゆるところで使用されている。 一方、GLONASSは、米国のGPSに対抗するためにソ連で開発が始まった。もちろん、当時のソ連のことであるから、使用目的は純粋に軍事用である。 1996年にはすでに実用システムが完成していたが・・・ GLONA
各国のビジネスパーソンと仕事をすることが珍しくなくなった昨今、外国人と食事を共にするシーンも少なくない。 そんなとき、カジュアルなランチの場として利用したいのが すき家だ。 和風の味付けながら、肉を多く使った牛丼なら和食に慣れていなくても食べやすく、物珍しさもある。外国人向けガイドにも『Gyudon』として紹介されるなど、牛丼店は注目のスポットなのだ。 円高の中にあっては、リーズナブルさも際だつだろう。 ビジネスでもこれを利用しない手はない。なにより、一緒に並んで牛丼を ほおばれば、相手をより身近に感じられる。これから始まるのは、外国人とのすき家体験をモデルに構成されたショートストーリー。 ぜひとも、牛丼を通じた国際交流をお試しあれ。 新興国から日本に農業技術を学びにやってくる研修生は年々増加中だ。県の農業指導教官を務める私のところにも、毎年のように世界各国から人種もお国柄も違う研修生がや
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