ガレージキットにアクションフィギュア、食玩ブーム。route2015第6回のゲストは、模型業界の風雲児として世界に名を轟かすフィギュアメーカー、海洋堂のセンムこと宮脇修一氏。エヴァンゲリオン関係者とは、ガレージキットや模型イベント『ワンダーフェスティバル』の黎明期からの古い付き合いになる。今から約30年前、アニメや特撮、模型を愛するオタク向けの新しいビジネスを同時にスタートさせた両者は、その後それぞれに異なる道を選び歩み始めた。片やアニメやゲームの寡作なヒットメーカー。片や自らを社会不適合者ばかりだと名乗る貧しい造形集団。約10年後、両者にエヴァンゲリオンという名の福音が降り注ぐ…。 代表取締役 社長 宮脇修一(センム) 1957年、大阪府生まれ。父が経営する模型店を中学生のころから手伝い始め、店に集まる子供たちや愛好家たちから“兄ちゃん”の愛称で慕われる存在に。その後ガレージキット黎明期