萌え絵の手法で表現されたウィキペたん。メイド服を着ている。 萌え絵(もええ)は、日本の漫画やアニメ、ゲームなどに特有の絵のことである[1]。「見る者に『萌え』を感じさせる絵」などと説明される[2]。 描写対象となるのは、おおよそ10代の少女である[1]。特徴としては、顔の大きさに対して眼が大きい・鼻がほとんど描かれていない・口が小さいこと、顔は平面だが体つきが肉感的であることが挙げられる[1]。また、ピンク・青・緑といった、奇抜な髪の色のキャラクターが描かれることも特徴である[3]。メイド服などの付加的な萌え属性が加わる場合もある[1]。 なお、萌え絵を書くイラストレーターは「絵師」と呼ばれることがある[4]。また、萌え絵が書かれた絵馬のことを「痛絵馬」と呼ぶ[2]。 書籍『現代視覚文化研究』に記事を寄せたライターの有村悠によれば、1990年代のイラストでは影やハイライトを多く描き込むこと
第2章 萌えコミュニケーションの概要 2-1.概要 本章では、萌えと、萌えコミュニケーションの定義について説明する。そして萌えをコミュニケーションとして捉えたときに検討すべき領域と、萌えコミュニケーションにみられる5つの特徴について説明を行う。 2-2.萌えコミュニケーションの定義 萌えコミュニケーションの定義を行う前に、まず現在の萌えの定義についての諸説を概観し、まとめる。さらに萌えをデザインの視点から考えるため、本研究ではシンボルを媒介とするコミュニケーションとして萌えを捉え、定義を行う。 (1)萌えとはキャラクターに対して強い好意を持つこと まず、現在の萌えの定義について簡単に触れておこう。評論家のササキバラ・ゴウは、萌えを行動と捉え、「キャラクター的なものに対して強い愛着を感じる」ことと述べている[注1]。また批評家の東浩紀は、消費者がキャラクターという物語の断片に対して勝手に感情
網状言論Fレポート 網状言論Fとは? 「とにかくウェブで出来ないことをやってみよう」――こうした単純な気持ちから本誌が企画したトークライブ・イベント「網状言論F」がアミューズメントメディア総合学院ならびに株式会社ブロッコリーの協賛を得て、9月16日に開催されました。昨年、東浩紀氏のウェブサイトで行われた討議を下敷きに、ポスト・エヴァンゲリオンの時代――つまり95年以降のサブカルチャーとその問題について考えようという試み。当日は、ほぼ満席の会場のなかで行われました。 実は数日前に起きた米国同時テロ事件の影響で、議論の軸となるはずだった斎藤環氏が帰国できなくなる事態が発生するといったアクシデントに見舞われつつも、斎藤氏は国際電話と急遽作成された等身大ポップで無事に参加されました。その意味で「ウェブでできないこと」どころか「未だかつてない」イベントになったことだけは、まぎれもない事実なのかもしれ
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