前のページへ 1|2|3 次のページへ 痛タクの売り上げは、通常の車両の売り上げより2割以上高いという結果がもたらされている。乗車している車両からの売り上げが運転手の報酬につながるタクシーの仕組みの中で、その効果は運転手にとっても大きなメリットだ。この高い売り上げ傾向は、タクシーにラッピングされたコンテンツの有名無名には関係なく生まれている。 「広告のラッピングタクシーをしていても、広告料はタクシー会社に入るもので、運転手さんの収入にはなりません。痛タクは乗っている運転手さんの収入に直結します。今では、進んで乗務したいという運転手さんもいます」と竹内さん。まさに、タクシーのコンテンツ化でフリー経済が生まれている。 痛タクはラッピングだけではなく、タクシーの中にもその世界が広がっている。例えば痛タク第3弾「フランチェスカ」の車両。フランチェスカは地元の企業ハートビットが作った「北海道発アンデ