■亀田大毅 王座返上の理由は減量苦 IBF(国際ボクシング連盟)は、日本時間の13日までに、アメリカの本部でチャンピオンシップ委員会及びレイティング委員会を開き、同スーパーフライ級王者、亀田大毅のタイトル保持問題について協議を行ったが、委員会の中で、亀田がタイトル返上を検討しているとの情報が出されて結論は先送りとなった。亀田大毅の返上理由は減量苦による転級とされているようだ。 先日、IBFの最高トップであるダリル・ピープルズ会長が、緊急来日して、12月に行われたWBA、IBFの世界スーパーフライ級統一戦において、IBFの立会い人のリンゼイ・タッカー氏が、試合前に「負けても空位」と、公式会見で見解を述べ、試合後に「負けても防衛」と発言を一転させたことで、日本のボクシング界を大混乱させ、ファンの信頼を失ったことについて統括組織であるJBC(日本ボクシングコミッション)に謝罪した。 今回の問題に
■亀田ジムへの処分が決定 亀田大毅がWBA、IBF世界スーパーフライ級戦で「負けても防衛」となって波紋を広げた“亀田問題”について、JBC(日本ボクシングコミッション)は4日、都内で倫理委員会及び資格審査委員会を開き、現在、亀田ジムの関係者に交付している各種ライセンスについて、停止もしくは、取り消しの重たい処分を下すことを決定した。 「JBCが悪い」との亀田陣営の言い分にJBCが最後通告 事実上の日本ボクシング界からの“追放処分”だ。JBCでは、処分という言葉が適当かどうかについても検討中で、亀田ジムサイドからの法廷闘争に耐えうる文言などを慎重に考慮するため、正式な処分内容の発表は、後日、改めて行われることになった。 今回の処分対象となる問題は、昨年12月2日のWBA、IBF世界Sフライ級統一戦で起きた。WBA王者のリボリオ・ソリスが計量に失敗して、試合前にタイトルを剥奪されたが、統一戦は
WBA、IBFの統一戦は、最後の最後までトラブルに終始した。 まずリングアナウンサーが読み上げた判定結果発表を途中で一度、止めるという不手際。こちらはリングアナが114と116の数字を見間違えたというケアレスミスだったそうだが、もっと驚きの事態が舞台裏で起きた。 美人すぎるボクサーに強烈ヤジ「ボクシングなんか辞めろ」 ■敗れた亀田大毅がタイトル防衛 試合後、IBFの立会人のリンゼイ・タッカー氏が記者会見を行い、「亀田大毅は、ルールに従いタイトルを保持したままである」と発表したのだ。前日、WBA世界Sフライ級王者のリボリオ・ソリス(ベネズエラ)が計量に失敗。WBA王座を剥奪される事態となったが、統一戦は続行されることになり、IBF世界Sフライ級王者の亀田大毅が勝った場合は統一王者、負けた場合は、両タイトルが空位となることが確認されていた。だが、試合が終わると、IBFの立会人は、「誤解。私はそ
WBA世界バンタム級王者、亀田興毅のV8戦の対戦相手の孫正五は、海外防衛という肩書きをひとつ増やすには絶好の挑戦者になるはずだった。32歳。昨年12月から試合をしていないが、世界ランキングは、なぜか14位。韓国ファイター特有のスタミナと手数はあるが、亀田興毅が最も挑戦者選びにおいて警戒するパンチ力がない。しかも、某ジムに「孫の引退試合をしたいので相手にどうか」と打診があったくらいにモチベーションも低かった。 【写真付き記事】美しすぎるボクサー 反省ばかりのTKO 1、2ラウンドの滑り出しを見る限り、スピードに大差があった。孫は、ジャブも満足に打てない変則のブルファイターで、怖れるモノは何ひとつないように見えた。私は、そういう予定調和の試合に、この先、1時間も付き合わされるのかと、ウンザリしたものだった。なのに、なぜ、結果的に、亀田は途中、ダウンを奪われるほどの苦戦を喫し、相手陣営が提訴する
敵の良さを殺した戦術 「今日は徹底して作戦を守れた」 リング上の亀田大毅は、そう言って涙を流した。 すぐさま、ギネス認定された世界初の3兄弟同時世界チャンピオン。 最後に滑り込んだ亀田家の劣等生を自称する次男坊は感涙を溢れさせた。 作戦とは、ゲレーロからのプレッシャーを回避するため、ステップワークを使って離れて常に動くこと。ゲレーロが入ってくれば、カウンターを合わせてクリンチ、サウスポースタイルにスイッチされると、ノーモーションの右を当ててから、体を密着させて反撃を封じ込める。「距離、リズム、タイミング」のボクシングを極めた元WBCスーパーフライ級王者、徳山昌守が、対サウスポー対策に使っていた戦法である。 “接触”というリスクを負わずに密着戦には付き合わない。 ロープを背負う状況にしないことを徹底した。 敵の良さを殺しにいく戦術である。 終盤に、ゲレーロの足が止まったと見るや、大毅は、その
はじめに断っておきたいが、何も亀田バッシングをするつもりはない。 しかし、亀田興毅×ジョン・マーク・アポリナオ(比国)のWBA世界バンタム級タイトル戦には、違和感を覚えた。 一夜明けのメディアの報道を見ても、汚名返上や、3兄弟チャンプにバトンなどの記事が並んで、なお違和感が続いた。 その違和感の正体は何なのだろうか。 二度のダウン。大差判定。ジャッジの一人は亀田興毅に119を付けていた。ほぼフルマークである。しかし、そこにボクシングの醍醐味はなかったのである。挑戦者に倒されるリスクのないアポリナリオ(フィリピン)を選んだ時点で、ある程度、こういう試合展開は予想できた。ボクシングの醍醐味の定義を語るのは難しいが、観戦者が前のめりになるような緊迫や緊張がなかった。高いテクニックの応酬や、剥き出しになる気持ちの激しさや、「やるか」「やられるか」のピリピリするような危ない匂いのない試合。感動がなか
ブログやソーシャル・ネット ワーキング・サービス(SNS)といった個人が情報発信するメディアはすっかり定着し、それらの動きを伝えるミドルメディアも存在感を増している。このような状況は多様な言論を生み出す可能性がある一方で、ソーシャルメディアとマスメディアによる共振が「私刑」が拡大する社会状況を生み出してはいないだろうか。 炎上がもたらす萎縮効果UGC(User Generated Content)やCGM(Consumer Generated Media)と呼ばれる個人が生み出すコンテンツを巡るプラットフォーム戦争は、グーグルやアマゾン、日本国内はミクシィで、ほぼ勝負は決したようにみえる(実際にはこの後、TwitterやFacebookが登場する)。これらのプラットフォームの上に、多様な言論が花開いている。 ブログやSNSはもちろん、J-CASTニュースなどのニュースメディアやソーシャルブ
過重労働がデフォルトの日本日本には、労働基準法という法律があります。はたらく人の賃金や労働時間、休暇など労働条件についての最低限の基準を定めた法律が、労働基準法です。 しかし、日本の大企業には、この法律を軽く見ている会社が少なくないようです。日本においては、就職人気企業の実に約6割が、過労死基準を超える労働時間というのです。 就職人気企業225社のうち60.8%にあたる137社が、国の過労死基準を超える時間外労働を命じることができる労使協定を締結していることが、労働局に対する文書開示請求によって明らかとなった。1年間で見た場合の時間外労働時間ワースト1は、大日本印刷(1920時間)、2位が任天堂(1600時間)、3位がソニーとニコン(1500時間)だった。労使一体となって社員を死ぬまで働かせる仕組みが、大半の企業でまかりとおっていることが改めてはっきりした。人気企業の時間外労働の上限が網羅
WBA世界バンタム級王者、亀田興毅(亀田)のV7戦の相手が、同級3位のジョン・マーク・アポリナリオ(フィリピン)に決まった。昨年11月、今年3月と2度、元2階級制覇王者、ロベルト・バスケスとWBA世界バンタム級の暫定王座決定戦を戦い、いずれもドローに終わっているアウトボクサーである。 2011年7月に元WBA世界スーパーフライ級王者の名城信男が、再起戦の相手をリストアップしていた時、その候補としてマッチメーカーから「巧いが倒されるリスクの少ないボクサー」として映像テープが送られていた選手。暫定王座決定戦に出るためにランキングに反映する試合もしていないのに13位から突如3位に跳ね上がった“いわくつき”のボクサーでもある。 3階級制覇を狙うバスケスは坂田健史と2度対戦しているから日本でもお馴染みの顔だが、パンチのキレや威力はなくなっていた。アポリナリオが足を使って下がりながら、時折、ステップイ
最近考えていることが、掲題の通り「Facebook疲れとLINEに見る、コミュニケーションのモバイル化とダイレクト化」ということ。ちょっとした問題提起なので、適宜コメントを残して頂ければ幸いです。 CNNに掲載された、米国人に広がるフェイスブック疲れ 6割が数週間の「休暇」という記事では、タイトルの通り、Facebookにアクセスしない休暇期間を採ったことがある人が6割に上ると指摘しています。 休んだ理由としては、「実生活が多忙」(21%)、「時間の無駄」(10%)、「コンテンツに興味がない」(10%)、「劇的な展開やゴシップの不足」(9%)などが挙がる一方、「プライバシーやセキュリティー上の不安」を挙げたユーザーは4%にとどまった。 出典:米国人に広がるフェイスブック疲れ 6割が数週間の「休暇」 「実生活が多忙」という理由は、モバイルからスキマ時間にアクセスしているので、わざわざFace
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