東京や大阪などの地名をインターネットのホームページ(HP)アドレスの末尾に使う「ご当地ドメイン」が、早ければ10年にも登場することになった。総務省は「インパクトのあるHPアドレスはネットでの情報発信強化になる」とみて、地方自治体と協力して普及を促す方針だ。 「ドメイン」は、HPアドレスの「http://」の後の部分で、ネット上の住所にあたる。日本語を使ったドメインはすでに導入されているが、末尾についてはまだ英語表記の「.jp」などしか認められていない。 このドメインへの日本語表記の導入に関する基本ルール案が23日の情報通信審議会の委員会でまとまった。今年中にも「.jp」に代わる「.日本」の登録が始まる。運用状況を踏まえて10年以降に「.東京」や「.大阪」といった都道府県や市町村名、「.関西」などの地域名の登録も順次始まる見通し。「おみやげ.大阪」や「着物.京都」「観光.広島」などキーワ