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  • チェルノブイリ膀胱炎の話: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 朝から健診結果の整理などして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日はこちら。 チェルノブイリ膀胱炎、という概念が、 先日児玉龍彦先生の国会答弁などもあって、 話題になりました。 現在の福島原発周辺の地域でも見られるような、 「低線量」の内部被曝が長期間続くことにより、 特徴的な膀胱炎が出現し、 その持続が膀胱癌の発症に結び付くのではないか、 という仮説です。 これに関しての文献は、 複数発表されていますが、 現時点で最もまとまっているのが、 上記のCarcinogenesis 誌の2009年の文献で、 児玉先生の書かれたものも、 主にこの文献の内容から取られています。 論文の内容はどのようなものなのでしょうか? まず疫学的データとして、 ウクライナでの膀胱癌の発症が、 1986年には100万人当たり26.2人であったの

    チェルノブイリ膀胱炎の話: 北品川藤クリニック院長のブログ
  • リンゴペクチンのセシウム排泄効果について: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日はある種の品に、 放射性物質、特に放射性セシウムの体外への排泄を、 促進する作用があるのではないか、 という話です。 こうした物質には幾つかの候補があり、 それぞれの特徴がありますが、 今日取り上げるのはリンゴペクチンです。 ペクチンは代表的水溶性物線維で、 リンゴの皮や柑橘系の果実の皮に含まれ、 品のとろみを付ける目的で使用されています。 このうちリンゴの皮に含まれているのが、 リンゴペクチンです。 このペクチンには、 多くの身体に良い作用があることが、 色々な見地から研究されています。 まず、その効果が明らかなものから言うと、 ペクチンはコレステロールの吸収を抑え、 血液中のコレステロールを低下させる作用があります。 それから

    リンゴペクチンのセシウム排泄効果について: 北品川藤クリニック院長のブログ
    ebibibi
    ebibibi 2011/07/14
    リンゴペクチン。ダメもとで試してみてもいい気がする。でも、結果の測定ができないのがなぁ。WBCをみんなが簡単に受けられるようになればいいんだけど。
  • 放射性ストロンチウムの内部被曝について: 北品川藤クリニック院長のブログ

    こんにちは。 六号通り診療所の石原です。 今日は胃カメラの日なので、 カルテの整理をして、 それから今PCに向かっています。 それでは今日の話題です。 今日は今のところはまだ、 取り上げられることの少ない、 放射性ストロンチウムの内部被曝についての話です。 放射性ストロンチウム90は、 セシウム137や134と共に、 原子炉から放出される可能性のある、 放射性元素です。 その量は放射性ヨードと比較すれば少ないのですが、 内部被曝の場合、 ストロンチウムは骨に取り込まれて、 長期間排泄されません。 そのため骨への被曝の影響が危惧される点と、 セシウムと同じように放射線の半減期が長いので、 環境を長期間に渡り汚染し続ける、 と言う点が大きな問題です。 ストロンチウム90の物理学的半減期はおおよそ29年、 つまりその放射能は、 29年経ってようやく半分になります。 その一方で、 ストロンチウムの

    放射性ストロンチウムの内部被曝について: 北品川藤クリニック院長のブログ
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