CUIでシェルスクリプトや設定コマンドを書いていると、自分以外の誰かが使う可能性を考えて、よりユーザーフレンドリーなインターフェースにしたいケースが稀にあります。今回はそんなケースで使える、「whiptail」を紹介します。 whiptailとは? whiptailは「newt」と呼ばれるテキストモード(CUI)用のウィンドウツールキットに同梱されているプログラムです[1]。具体的にはDebianパッケージの設定システムであるdebconfや、Xが動いていない環境でim-configが設定ダイアログを表示するときに使用しています。 このwhiptailをシェルスクリプトと組み合わせて使うと、CUI上でも簡単に問い合わせダイアログや選択用のチェックボックス、進捗バーの表示を作れることができるのです。しかも、whiptailパッケージはdebconfが依存している都合上、どのようなUbun
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