先の総務委員会で研修センター所長に、教育勅語についての市長の話をどのように理解したかを聞いたところ、一つの事象の中には良い点と悪い点があるため、全体を画一的に捉えて良い悪いと判断するのではなく、中身をよく見て、多面的に物事を捉えることが重要であるということを、市長が紹介されていると理解しておりますと答弁されました。市長が良いとされたことを捉えた答弁であろうと思います。 一般的に物事を考えるときに、中身をよく見て多面的に捉えることは必要だと思います。しかし、教育勅語に関して、温故知新というなら、そこにある、「爾臣民」以下の12の徳目の一部を取り出して、悪いものもあるが、良いものもあるから多面的に捉えようということではなく、何のために12の徳目が並べられたのか、その前提は何か、これがどういう役割を果たしたかを学び、これを教訓として将来に生かすということではないでしょうか。この点についてどのよう