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2013年11月23日のブックマーク (3件)

  • ポジティブ・フィードバックの誘惑 - 擬似環境の向こう側

    「表現の自由」はなぜ必要か 昔、ぼくがまだ大学院生だったころ。大学のゼミで「表現の自由」はなぜ必要なのかを議論したことがあった。 ぼくは「表現の自由」や「言論の自由」は基的人権の一部であり、それは不可侵だと主張した。しかし、たとえば戦争などの緊急事態にあるとき、国家はどこまで人権を保証することができるだろうか?戦争が始まってしまえば勝利こそが最優先課題であり、とにかく国民の一致団結が不可欠である。そうした状況下では国民の士気を損なうような言論は制限されてしかるべきではないか?そのような主張にぼくはうまく応えることができなかったように思う。 情報システムとしての国家 この問題について、ぼくがこれまでで最も強い説得力を感じたのが、カール・ドイッチュが『ナショナリズムと社会的コミュニケーション』で展開している議論だ。ちょっと堅苦しい言葉が並ぶけれども、ここで言っていることは難しくはないと思う。

    ポジティブ・フィードバックの誘惑 - 擬似環境の向こう側
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2013/11/23
    国家の度量は当てにできないから、ネガティブ・フィードバックの余地を残しておくのは国民の力量。でも自然法や抵抗権といったバック・ボーンを持たない僕らに主権者の意識(意志?)は馴染まない。天邪鬼でいい。
  • 苫野一徳Blog(哲学・教育学名著紹介・解説): シュミット『政治的なものの概念』

  • 「在日」とは、在日の人たちのことではない - 擬似環境の向こう側

    今朝の『朝日新聞』に在特会関係の記事が掲載された。そのなかで、反在日デモに参加している女性のことが紹介されている。 韓流ドラマに親しむ「ふつうのOL」だったという。昨年夏、韓国大統領の竹島上陸と天皇謝罪要求に衝撃を受け、ネットで関係記事を検索。在特会の存在を知り、「真実を見つけた」とのめり込んだ。「私も日を守るために行動しないと」と思ったという。 在日韓国・朝鮮人から何か被害を受けたことがあるのか。そう問うと、女性は答えた。「周りに在日がいないので、どんな人たちなのか直接には知りません」 (出典)『朝日新聞』2013年11月22日 この文章からまず浮かぶのは「ネットde真実」という言葉だ。ネットで見つけた怪しげな情報を「隠された真実」だと思い込み、それに反する情報を受け付けなくなってしまうという状態を指す。だがここでは、「ネットde真実」という話にとどまらず、もう少し踏み込んでこの反在日

    「在日」とは、在日の人たちのことではない - 擬似環境の向こう側
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2013/11/23
    「ユダヤ人の親友がいる反ユダヤ主義者」にとっての実存がなぜ敵を必要とするのか?友との心地よい空間を未来永劫規定するため?政治的な競争、競合相手として勝ったり負けたり立場を変えたり代わったりじゃダメ?