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2021年9月22日のブックマーク (2件)

  • 「ジェネレーション・レフト」の背景と指向性 酒井隆史さん(大阪府立大学教授)インタビュ―(前編)|人民新聞

    ――気候危機への対抗運動 コロナ被害への要求闘争 出来事を能動的に 生きる経験から生まれる左傾化―― 資主義の危機と世界に広がる対抗運動をどう見るのか? 大阪府立大/社会思想史専攻・酒井隆史さんに、気候変動危機に対抗する若者世代の主張と運動について聞いた。新型コロナのパンデミックも、新自由主義グローバリズムによって被害が拡大したものであり、世界の左派が議論している被害抑止策や資主義変革に向けた提言も紹介してもらった。2回連載で掲載する。 編集部   気候変動対策の要求運動の中心は、「ミレニアル世代」やそれ以下の若い層です。「ミレニアル世代」とは、80年代から2000年代初頭に生まれた世代を指します。スウェーデンの16歳の活動家グレタ・トゥーンベリの鮮烈なスピーチは日でも注目されましたが、その背後にこの新しい世代の厚みを感じとるべきです。 すでにオルタグローバリゼーションの運動に関わっ

    「ジェネレーション・レフト」の背景と指向性 酒井隆史さん(大阪府立大学教授)インタビュ―(前編)|人民新聞
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2021/09/22
    “~コンドルセは、「一つの世代に一つの政体を」という有名な言葉を残しています。「世代」に実質的意味が与えられるには、人びとがみずからの集合的力、世界を形成する力能を確信するような革命的な経験が~”
  • リアリズムに潜む罠?:丸山眞男「『現実』主義の陥穽」 - はれ ときどき てつがく

    「その考えは現実的でない」 「理想と現実は違う」 このような言葉で私たちは「現実」を語りがちです。しかし、私はこの言葉を聞くたび、あるいは自分で使うたびに、何とも言えない違和感を覚えます。ここでいう「現実」とは何でしょうか?「現実的でない」ことがなぜネガティブな価値を帯びるのでしょうか。 丸山眞男「『現実』主義の陥穽」は、私のこの疑問を考えるヒントをくれました。このエッセイは1952年に出され、戦後の日の各国との講和およびその後の再軍備をめぐる議論を踏まえて書かれていますが、その分析は現在でも通用するように思えます。 「現実」の3つの特徴 丸山は日における「現実」という言葉の使い方について三つの特徴があるといいます。一つ目は現実の「所与性」です。「所与」という言葉は変えられない前提として私たちに「与えられたもの」というニュアンスがありますが、丸山の説明を読んだ方がわかりやすいと思います

    リアリズムに潜む罠?:丸山眞男「『現実』主義の陥穽」 - はれ ときどき てつがく
    ebmgsd1235
    ebmgsd1235 2021/09/22
    現実のプラスチック性、構成主義?与えられた既成事実への屈伏、諦観、”現実はいつも、「仕方のない」過去なのです”極めて複雑に錯綜、矛盾した重層構造を無視して一つの次元のみを絶対化する。非決定という選択?