郵政見直しへ小沢人脈活用=斎藤氏への「負い目」に着目?−亀井氏 郵政見直しへ小沢人脈活用=斎藤氏への「負い目」に着目?−亀井氏 日本郵政社長に斎藤次郎元大蔵事務次官を充てる人事は、亀井静香郵政改革相(国民新党代表)が主導した。民主党の小沢一郎幹事長と親しい斎藤氏の起用の背景には、国民新党が最も重視する郵政民営化見直しの推進に向けて、小沢氏の影響力を生かす思惑がありそうだ。 「10年に1度の次官と言われた。統率力、実行力がある。豪胆だし見識がある」。亀井氏は21日午後の記者会見で、斎藤氏を高く評価。基本政策閣僚委員会では「いい人事だろ。驚いただろ」と胸を張った。辞任表明した西川善文社長の後任は民間出身者との見方が大方だったからだ。 会見に先立ち、亀井氏は小沢氏にも電話で報告。小沢氏は「ほほう」と満足げだったという。 斎藤氏は「大物次官」と言われながら、大蔵省退官後しばらく、小沢氏との関