[ Home > 電気製品の EMC/安全適合性 > 用語 ] 高周波信号の反射の感覚的な説明 直流や低周波の場合 端に抵抗負荷が接続されたケーブルに直流電圧を印加した場合、 ケーブルと負荷には、その電圧と負荷抵抗によって定まる電流が流れる。 反対側が開放となっているケーブルに直流電圧が印加されている場合には、 話は簡単で、単に電流が流れないだけである。 注意: 説明を簡単にするため、電圧を印加した時に生じる過渡現象は無視している。 以下も同様、多くの点を無視している。 高周波信号源の出力に信号源の出力インピーダンスと等しい抵抗負荷を接続した場合 信号源の出力や負荷の両端に現れる電圧は、 信号源が発生している電圧 (起電力) を信号源の出力インピーダンスと負荷抵抗とで分圧したもの、 すなわち信号源の起電力の 1/2 となる。 この時、ケーブルや負荷にはその電圧に見合った電流が流れ、 信号源