車載ソフト開発プロセスの上流から下流まで網羅、dSPACEがデータ管理ツールを投入:ISO26262 dSPACEが発表した新ツール「SYNECT」は、車載ソフトウェアの開発に関わるさまざまなデータを管理できる。2012年9月末までにテスト関連のデータを管理する機能が利用可能になる。その後も順次機能を拡張する予定だ。 dSPACEは、東京都内で開催したユーザー会「dSPACE Japan User Conference 2012」(2012年6月8日)において、車載ソフトウェアの開発に関わるさまざまなデータを管理するツール「SYNECT」を発表した。まず、2012年9月末までに、車載ソフトウェアの各開発段階で行ったテストの測定結果や条件などを管理する機能が利用可能になる。2012年10~12月には、モデルベース設計や適合プロセスなどで利用するパラメータを一括して管理する機能が追加される。2