「ニコンにはマニアがいるのに、キヤノンにはユーザーしかいない」と名言を残したキヤノンの打土井氏。ニコンを見習ってできあがったEOS 7Dは、カメラボディの質感やAF精度は良くなったものの、センサーサイズに対して画素数を増やしすぎてしまい(約1800万画素)、肝心の写真の解像感が少し落ちてしまったようにも見受けられます。 一方、CANONのコンパクトデジタルカメラ開発者は、画素数を減らすことによって低ノイズ・高画質になると発言しました。 ――画素数を減らすと低ノイズになるのですか? 中村氏: 単純に計算して、CCDのサイズが同じ場合は、画素数を減らすと1画素あたりの集光面積が広がり、高感度に有利になります。ただPowerShot G11は、単に画素数を減らしただけではありません。かつての製品G7の1000万画素CCDとも当然異なります。集光面積だけに特化したわけでなく、最新技術によってノイズ
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