NHKは18日、一般視聴者向けにNHK放送センター(東京・渋谷)で開催していた「番組技術展」の会場で、職員が放置していたノートパソコン内のアダルトDVDが再生状態となり、来場者の目に触れていたと発表した。 NHKは、職員を「不適切な物を業務に持ち込んだ」として、同日付で出勤停止5日とした。 NHKによると、処分されたのは、放送技術局チーフ・エンジニアの職員(55)。職員は11日午後、会場の展示コーナーに、リポート作成目的で私物のパソコンを持ち込み、電源を入れて画面を開いた状態で設置していた。 その後、ほかの用事でその場を離れた際、何らかのはずみでDVDが再生、別の職員が止めるまで1、2分間、映像が再生されたという。 インターネットの動画投稿サイトに、アダルト映像が流れる会場の様子が投稿され、発覚した。 NHKは「職員として極めて不適切な行為であり、深くおわび申し上げます」とコメントした。