自分のためのメモ
◆新聞の電子版、課金制の将来は ◇ニューヨーク・タイムズの戦略 米有力紙ニューヨーク(NY)・タイムズが、大幅な人員削減やオンライン(電子版)記事への課金に乗り出し、注目を集めている。「ニュースはタダ」との意識が強い米国では、ウェブサイトの記事閲覧を有料化する新聞社は、まだごくわずかだ。だが08年秋からの景気の悪化で、その可能性を探る動きが活発化している。NYタイムズ紙の生き残り戦略と、課金をめぐる米新聞業界の議論を追った。【ニューヨークで大治朋子】 ■記者100人を削減 昨年12月11日、ニューヨーク・マンハッタンにある「ニューヨーク新聞組合」(1200人)では、ピーター・セイケイ副代表(57)らが、組合員からの電話相談の対応に追われていた。米新聞業界では社内に組合はなく、外部の非営利法人組合に加入する。同組合メンバーの多くはNYタイムズ紙の社員だ。 同紙は昨年10月、記者ら100人を削
●マイクロペイメントの時代にグーグルは一流の新聞販売代理店になれるのか? 構造不況に喘ぐ米国新聞協会の求めに応じて、グーグルが電子新聞有料化への協力内容をラフアイデアと言う形で発表しています。グーグルは電子新聞有料化をビジネスチャンスと捕らえており、「販売代理店及び決済代理店になれる。新聞の販売促進広告を支援する用意がある。」と言った内容です。米国新聞協会はグーグルなどの検索エンジン提供企業を「新聞社から電子新聞広告を無料でかっさらう悪い相手」と目の敵にしていたはずですが、両者は存外仲が良いようです。 紙の新聞の発行部数がどんどん減り、広告費がインターネットシフトする中で(米国の2009年の紙の広告費は一般に2割―3割減の予想)、米国では新聞社の倒産や電子新聞への衣替えが相次いでいます。 音楽業界や作家協会のように「グーグルは著作権違反だ!!」と騒がない処がまだ米国新聞協会は大人ですが。ま
iPod touchにカメラがつかない理由 Appleの9月9日のイベント前、業界観測筋の多くは「iPod nanoとiPod touchにカメラが搭載される。touchにはビデオカメラが載るかもしれない」と予想していた。しかしふたを開けてみると、iPod nanoはビデオカメラ搭載、iPod touchはカメラなしだった。「iPhoneとの競合を避けるためにtouchにカメラを付けなかったのでは」という説もあるが、AppleのiPhone・iPodマーケティング担当副社長は、iPod touchは「優れたiPod」「優れたモバイルコンピュータ」「優れたゲーム機」を目指しており、カメラはこの目的に必ずしもそぐわないと話している。Appleは8Gバイト版touchを200ドル以下で提供することに重点を置き、nanoにはtouchとの差別化のためにカメラを搭載したという。 So why no
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