小学生の頃、自分の活動範囲って、せいぜい家庭と学校ぐらいで、 小学校の教室だけが、「自分の世界すべて」みたいなところがあったと思うんですよ。 たかだか数十人の人間関係で困ったりして、 だけど、自分にとっての世界は教室だけだから、抜け出すわけにもいかなくて、 悩んじゃったり、とかね。 それが大人になるまでの間に、いろんな世界を見てくるわけです。 世界っていうか、コミュニティっていうか、生き方っていうか。 だから今となっては「学校に行くだけが人生じゃないだろ」って言えちゃったりすると思うんです。 いろんなことを見聞きして、視野が広がってると、 たくさんの方法で物事を捉えられるようになると思うんです。 単に「逃げ出す」という選択肢を思い浮かぶようになる、ってだけじゃなくて、 「こういうやり方があるのかー」とか、「こんなに素直に生きていいのかー」みたいに、 きっと自分にプラスになると、オレは思って