年が明けて2018年1回目の本連載は「2018年のモバイルテックはこうなる?」的な回にすることにしました。AIチップ、VR-HMD、液晶・有機ELと、いくつかのテーマに分けてみていきたいと思います。 スマホへの搭載が進む「AIチップ」ってなに? 2017年は「人工知能(AI)処理の支援ロジックをスマートフォンに組み込んでいく」という流れが誕生しました。 9月にはMateシリーズでお馴染みのHuaweiが、スマートフォン向けSoC(CPUやGPUやメモリインターフェースなどコンピュータの動作に必要な機能をひととおり1チップに集約させたプロセッサのこと)として「Kirin 970」を発表しましたが、ここにはNeural Processing Unit(NPU)と呼ばれる、AI処理支援ロジックを統合していることを明らかにしました。 このKirin 970はHuaweiの最新スマホの「Mate 1
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