西川善司の3DGE:次世代機「Nintendo Switch」についての答え合わせをしつつ,追加でいろいろ想像してみる ライター:西川善司 開発コードネーム「NX」として知られてきた次世代ゲーム機の名称が「Nintendo Switch」(ニンテンドースイッチ)に決まった。2017年3月発売予定だ。 実際のところ,2016年10月20日のNintendo Directで明らかになった情報は少ないのだが,流れたプロモーションムービーを見れば,いろいろと想像をめぐらせることはできるだろう。 筆者は2016年の初頭に,任天堂が米国特許商標庁に出願していた特許技術から,任天堂の次世代機がどうなるかを予測したことがあるのだが(関連記事),今回はその答え合わせをしつつ,さらなる想像を巡らせてみたいと考えている。 まずは「2016年の年始企画」の答え合わせから 連載バックナンバー「2016年新年企画。任
初代『バイオハザード』は、なぜ面白いのか――。 それは初代『バイオハザード』が非常に良く出来たホラーゲームだからだ。 ではなぜ初代『バイオハザード』は恐ろしいゲームだったのに、『バイオハザード4』は非常に良く出来たゲームでありながら恐怖という側面においては後退したゲームになったのか? 同じシリーズの同じ良く出来たゲームなのに、なぜ「恐怖」においては決定的な違いが出てしまったのか。 今回、当連載「なんでゲームは面白い?」では特別編として初代『バイオハザード』が作り出した恐怖について考えてみたい。 んで、さっそく内ゲバみたいで恐縮なのだが……電ファミニコゲーマー編集部の「ホラーゲーム宣言」、「バイオハザード」を4以降で区切るのはまあいいとして、ゲームキューブでリメイクされた『biohazard』と『biohazard0』を“なかったこと扱い”にするのはひどくない? ホラーゲームとしての「バイオ
これこそバーチャル!FaceRigとボイスチェンジャーで美少女キャラによるゲーム実況が実現 ニコニコ動画を中心に今や動画サイトの一大ジャンルとなっているゲーム実況。ただ声を入れるだけでなく、色々な実況の方法がこれまで創意工夫の下、アップロードされてきました。 しかし、1月3日、「二次元美少女がゲーム実況を行う」という新たなスタイルのゲーム実況がニコニコ生放送で行われました。 その実、なんとプレイヤーが男だろうと女だろうと(おっさんだろうと)関係なく、二次元美少女が実際にプレイしている表情を浮かべ、ゲームパッドをカチャカチャと動かし、女の子の声で実況する、というもの。 百聞は一見にしかず、タイムシフト登録されている動画を実際に見るとどういうことなのか分かりやすいです。 今回の実況で使用されたのは、以下の技術ということで、特殊なデバイスは必要とせず、比較的実現しやすいようです。 ・表情をウェブ
そりゃ買うよ、やっと"向こう"に行けるんだから。 『Oculus Rift』対抗のバーチャルリアリティー(VR)デバイス『FOVE』(フォーブ)が爆発的人気だ。キックスターターの予約開始から3日足らずで25万ドルの目標出資額はほぼ達成、349ドル(約4.2万円)の限定価格版は瞬殺された。 FOVEがOculusを超えているのは、目によるコントロール技術だ。Oculusのようなデバイスは頭にかぶったときの操作が難しいという課題があったが、視線と動作を追跡することで「目で引き金を引く」といった動作を可能にしている。 もっとわかりやすい例を出せば、向こうの世界で、美少女と目が合った瞬間にほほえみかけられたりするわけだ。最新のVR事情に詳しい廣田稔さんによれば、FOVE社の小島由香CEOは記者会見で『二次元が来い』という表現をしていたとか。なるほどわかりやすい。
西川善司の「試験に出るゲームグラフィックス」(1)「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」で実現された「アニメにしか見えないリアルタイム3Dグラフィックス」の秘密,前編 ライター:西川善司 カメラマン:佐々木秀二 12→ 新連載「試験に出るゲームグラフィックス」は,特定タイトルのゲームグラフィックスにスポットを当て,その仕組みや,そこで用いられている技術の解説を行っていくという主旨のものだ。筆者の連載としてはこれまで「西川善司の3Dゲームエクスタシー」を展開してきたが,カバーする範囲が広くなりすぎたので,特定のゲームタイトルと強く紐付いた技術解説は,今後,こちらの新連載のほうで扱っていきたいと思う。 記念すべき第1回で取り上げるのは,アークシステムワークスが開発し,2014年2月からアーケードで稼働中の格闘ゲーム「GUILTY GEAR Xrd -SIGN-」だ。 フル3Dグラフィ
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