2017年6月29日、Speee Loungeにて、株式会社WHITEが主催する「VRエンタメサミット2017」が開催されました。VR業界を牽引するゲームやアニメ等、コンテンツ制作に関わるキープレイヤーが一堂に会したイベントでは、最新のVR業界の動向から現在までのサービス展開のケーススタディまで、幅広いテーマで発表が行われました。本パートでは、株式会社gumiの代表取締役である國光宏尚氏が登壇。「エンタメ業界における、これからのVRの可能性について」と題して、VR業界の最新トレンドを語りました。 VRブームは、遅れると追いつけない 國光宏尚氏(以下、國光):今、僕らはVRのゲームを社内のスタジオで作っているのと、海外へのパブリッシュで何社かで作っています。やっていて決定的に思うのが、ノウハウの蓄積がスマホゲームとは全く違うということです。 1番最初、フィーチャーフォン用のゲーム『ドラゴンコ