真珠湾攻撃 (昭和16年12月8日) 昭和16年10月16日。またもや近衛首相は全てをブン投げて総辞職。 木戸内大臣は次の首相に「東条陸相」を奏薦しました。 昭和天皇は言ってます。 「虎穴に入らずんば虎児を得ずだね」 10月18日。東条が宮中に参内。 「近衛首相に協力しなかったから、お叱りを受けるのだろう」 って思っていたら、まさかの大命降下。 「9月6日の御前会議の決定を白紙に戻して、対米交渉に努めよ」 昭和天皇に対する忠誠心は人一倍厚い東条首相。 今までの態度をコロッと変えて「日米交渉」に全力を尽くすコトとなります。 しかし。相変わらず参謀本部は「支那からは絶対に撤兵しない!」の一点張り。 じゃあ海軍に「アメリカとは戦争できない」と言ってもらおうと働きかけても、 「そんなコト言えません」のこれまた一点張り。 陸軍の強硬姿勢と海軍の無責任な態度・・・。 ま。自分も近衛首相に対して散々やっ