PlacesはFirefoxの履歴とブックマークを保存するデータベースで、SQLiteというデータベース管理システムを利用して、places.sqliteというファイルを生成している。このファイルの肥大化と断片化がFirefoxのパフォーマンスの悪化を招くとみられており、削除されて空いたレコードを詰めて再配置するvacuum命令に関心が集まるゆえんだ。 しかし、Firefoxはこのvacuum命令を自動的には発行してくれない。そのため履歴データやブックマークを削除してもplaces.sqliteの肥大化・断片化は進む一方である。もちろん、多くのユーザーはこのような事態を望んでおらず、Firefoxの速度低下を防ぐ簡単な手段を欲していた。えむもじら『Firefox の places.sqlite を再起動せずに VACUUM する方法』および『Places を VACUUM する拡張機能3個